1909年にアメリカの女性アーティスト、ローズ・オニールが「キューピー」のキャラクターを誕生させました。
1912年にはそのビスクドールがドイツで製造され、人形の原型は原作者のローズ・オニールが自ら手がけました。
その愛らしさは世界中の人々を魅了し“キューピー狂時代”と言われる空前のの大ブームがおこりました。
日本でも1915(大正6)年ごろにはキューピー風の人形が作られ始めていました。
キューピー人形を長年製造していた「加藤工芸」は最盛期には数多くの製品を国内だけではなく海外へも販売していましたが、残念ながら2015年に廃業となりました。
キューピーのビスクドール誕生100周年を記念して2012年に「加藤工芸」が、発売当初のローズ・オニールのキューピー人形を復刻し販売したものです。
ローズ・オニールやキューピーの歴史の本などを読んでいると必ず登場する、最初に発売された陶器のキューピー人形そのままの姿が再現されています。
胸に貼られている赤いハートのシールや今のキューピー人形とは少し違う位置についた小さな羽根、後頭部にある少しだけの髪の毛…(最初見た時は汚れているのかと思いびっくりしました。
そのひとつひとつにキューピーファンにとってのご先祖様のありがたみがあるような気がします(私だけかもしれませんが…)。
足の裏にはローズ・オニールの『O’Neill』nサインがあります。
カードを折ったような小さな冊子もついています。
なお腕の関節の可動部の白いクッション状のものが見えているのは購入時からのもので、元々そういうもののようです。
箱に貼ってあるKEWPIE Dollのシールが少し黒ずんでいます(写真15をご参照下さい)。
箱の蓋の内側に貼ってあるスポンジが経年劣化により色褪せています(写真16をご参照下さい)。
発売当時にずっと本で見ていた憧れのキューピーちゃんが売られると知り購入し、ショーケースに入れて飾っていましたが引っ越してからは箱に入れてしまったままでした。
とても長い期間自宅にて保管していたことを、ご理解しご購入お願いいたします。
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